みなさんこんにちは! ばやしです!
突然ですがキャンプの醍醐味といえば、なんといっても焚き火ですよね!!
直火禁止のキャンプ場がほとんどの為、焚き火をするには焚き火台が必要不可欠。焚き火台にはすごくこだわって良いものを買ったけどそれっきり。
なんて方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。今回はそんな焚き火好きキャンパーさんにおすすめな、一段と焚き火が楽しくなるギアを紹介したいと思います!
サンゾクマウンテン デルタス(derutas)
Instagramで一気に知名度が上がり、一躍人気ガレージブランドとなった
サンゾクマウンテン(山賊山)さんの、デルタス(derutas)という商品です。
サンゾクマウンテンさんは主にアイアンを使って、焚き火台やランタンハンガーなどのキャンプギアを制作している、ガレージブランドです。
コンパクトにソロキャンプが流行る中、あえて持ち運びが大変なアイアンを駆使して、男前なスタイルを楽しむことができます。
なかでもこの「デルタス」は、焚き火周りを強化してくれる万能ギア。
主に、このような方にオススメしたいキャンプギアとなっています!それでは実際にデルタスが届いて開封していくところから、紹介していきます。
いざ開封!
さすがの人気商品ともあり、9月下旬に予約して届いたのが11月上旬。受け取りの際に配達員さんが、「この大きさなのにすごい重たいですね。」っていうくらいの重量感でした。(笑)
早速開封です。中身は待ちに待った、デルタスの姿が! 帆布生地の頑丈な収納ケース付きで、親切に軍手まで付いているのは驚き。
そりゃ、配達員さんが驚くのも納得のずっしり感です。公式サイトからの情報だと、その重さは実に6㎏だそうです。(笑)ちなみに私の愛用テントであるサーカスTCは約10㎏。
なかには簡単な説明書が同封されていました。使用例や注意事項、お手入れ方法など書かれているのがありがたいですね。捨てずにとっておきます。
内容物の全てです。デルタスは、3サイズの天板に、長さの異なる3種類の脚が2セットづつ付属しています。サイズの詳細は、後に記述しています。
組み立て方法
それでは実際にデルタスを組み立てていきます。とはいっても、超絶シンプル!
組み立て時は、手袋などをはめてから触ることをおすすめします。素手で触ると、表面に錆防止で塗られた油が付着して黒くなるためです。後、余程無いとは思いますが、バリ等でケガをするのを防止してくれます。
天板を裏返すと、脚をはめ込むネジ穴が3か所あるので、そこに脚を回し入れるだけです。ネジ込む時は多少引っ掛かりはありますが、無理に回さずにグラグラと動かしながら回し入れると、キレイにいれることが出来ます。
しっかりと奥まで回し入れることで、グラつきがほとんどなくなります。天板が結構重たいので、こんな細い脚で大丈夫かと不安になりますが、まったく問題ありませんでした。
好みの脚を付けたら、あとはひっくり返すだけです。めちゃくちゃかっこいいじゃないか!(笑)ってことでしばらく眺めていました。(笑)
デルタスにはいろんな種類の柄があってこの柄は、「オルテガ柄」というそうです。「サンゾクマウンテン」と「Nicetime」という東京渋谷にあるアウトドアショップとのコラボで、最初インスタグラムで見つけて以来一目ぼれして、予約した訳なんです。
ですのでこちらのオルテガ柄は、「Nicetime」のオンラインショップからの注文となりますので、ご注意ください。
コチラがデルタスのベーシック柄になります。
他にスパイダー柄なんてのもあったりします。いろんなショップやガレージブランドとのコラボ柄がでているので、好みの柄を揃えていくのもアリですね!
サイズ感
では気になるサイズ感を見ていきます。まずは大中小の天板それぞれの大きさを計測して、以下の表にまとめてみました。
大 | 中 | 小 | |
サイズ 縦×横(㎝) | 43×32 | 36×26 | 27×19 |
続いて脚の長さも合わせて計測した結果がコチラです。
ロング | ミディアム | ショート | |
長さ (㎝) | 35 | 26 | 17 |
ヘリノックスとの相性は?
普段からキャンプではヘリノックスのチェアをよく使うので、実際に使い勝手を見ていきます。
それぞれのサイズの天板に、異なる3種類の長さの脚を取り付けて並べてみました。ヘリノックスに座って使ってみると、ショートサイズの脚では低すぎて使い勝手が悪いです。
ヘリノックスの座面の高さが約36㎝なので、ショートサイズの脚だと17㎝のため、屈んでモノを取る必要があります。ミディアム足(26㎝)とロング足(35㎝)は、そのまま手を伸ばせばモノが取れる高さなので、使い勝手はすごく良い感じでした。
脚は6本ずつ同封されているので、ショートは使わないでミディアム2つとロング1つで使うことも可能です。自分の使用シーンにあった使い分けが出来るところがかなり魅力的ですね!
状況に応じて、使い分けできる3種類の長さの脚
活用シーン
ここからは、実際に私がデルタスをどのように活用したのか、ご紹介したいと思います。
五徳として活用
まずは、私が一番やりたかった焚き火で五徳としての活用です。
これがほんとに便利で薪はくべやすく、安定していてダッチオーブンを乗せてもグラつきません。写真は、ユニフレームのファイアグリルにそのままデルタスを乗せて使っています。
注意点としては、焚き火に入れると煤が付いて手で触ると真っ黒になるので、ブラシでこすって落としてあげる必要があります。といいつつ、私はあまり煤がついても気にならないので、水分だけふき取って終わりです。(笑)
焚き火台の上にそのまま置けて、安定感抜群
一番相性のいい焚き火台は、同じサンゾクマウンテンから出ている「マウンコル(mouncol)」というシリーズの焚き火台です。
底が平らで、デルタスを乗せても安定しやすく、横の隙間から空気が入って燃焼効率もいいです。脚も2サイズ入っていて、使い分けも出来ます。そして何よりデルタスと同じアイアンなので、統一感もあって無骨です。
mouncolに覆いかぶさるようにderutasを置くことも出来て、容易に火に近づけたり離したりできます。mouncolの詳細はコチラの記事で紹介していますので、良かったら参考にしてみてください。
他にデルタスと相性のいい焚き火台として、
などがあげられます!2つともボウル形状で燃焼効率が良く、デルタスを乗せても安定しやすい焚き火台です。
サイドテーブルとして活用
ソロキャンプでの使用例として、自分を囲うようにデルタスを配置してみました。これがいわゆる、「コックピットスタイル」ですね!
デルタスをサイドテーブルとして活用して良かったと感じた点は、
の3つです。特にこの中でも3番目の「3点脚で安定しやすい」という点は、ほんとに考えられて作られていると感じます。
通常4本脚のテーブルが多いのですが、キャンプでは決して地面が平らではない場合がほとんどなので、どれか1つの脚が地面に付かずにグラついてしまいます。
しかし3点脚だと、脚全てが地面に接するので、多少傾いた地面でも安定します。不安定な状態では、ケガのもとになりかねませんので、重視したいポイントです。
他にも、このように石油ストーブの周りに囲むよう配置してみました。ストーブで沸かしたお湯を、そのままデルタスに置くこともできるので、使い勝手はすごくよかったです。
3点脚でどんな地形でも安定する
デメリット
サンゾクマウンテン「デルタス」を実際につかってみて感じた点は、ただ無骨でかっこいいだけじゃないってところです。ちゃんと考えられて作りこまれていて、使ってみてさらに分かる良さが満載でした!
デメリットとしては、以下の通りです。
持ち運びが不便な点は、そもそもコンパクトにキャンプしたい人をターゲットにしている商品ではないと思うので、そこまで気にすることも無いです。
錆びやすい点については、錆も使っていった過程で付いた味のようなものと考えれば、愛着も沸くのではないでしょうか。(笑)もちろんたまにはブラシ等で錆を落としてあげるのも大切です。
あとはお値段がちょっと…。(笑)天板3枚と、脚付きで4万円近くはします。コラボ限定となるとさらにお高くなるので、買う際は思い切りが大事です。(笑)
一生使えるギアであることは間違いないと思うので、皆さんも検討されてみてはいかがでしょうか!?
それでは良きキャンプライフを!!