これからキャンプ道具を揃えようとしている方へ伝えたいこと
「最近キャンプ流行っていて気になるけど、いっぱいありすぎてなにから揃えていいか分からない!」
「そもそもそんなに道具を買える余裕が無い!」
なんて言う方、結構いらっしゃると思います。
キャンプ道具って確かに種類が豊富で、便利さを追求するとほぼ無限にあります。それが、結局必要のないものを買ったり、何を買えばいいかを難しくする要因なんです。
アウトドアブランドの商品は値段も高い為、いきなり全てを揃えるのはやめた方がいいです。最初に高いお金を出して揃えても、使ってみて自分に合わなかったり、自分より人が使っている道具の方か欲しくなります。
「じゃあ結局なに買えばいいの?」ってとこなんですが安心してください。
紹介するのは、たったの3つだけです。
初心者が揃えるべきキャンプ道具3選
厳選するにあたってのテーマ
「身の安全に関わるもの」に重きを置いて厳選しています。
キャンプって他の登山やスキー、スノーボードといった趣味に比べて安全なイメージがあるかと思います。たしかに、山から滑落とか転倒、接触等のリスクは少ないかもしれません。でも以下のようなリスクは潜んでいます。
- ハチに刺される
- 火傷をする
- ヘビに噛まれる
- 野生動物(クマ等)に襲われる
ざっくりですがこんなリスクを伴います。
そういったことからまずは身の安全を第一優先とし、みなさんに安心してキャンプを楽しんでいただけたらと思い厳選しました。
必須キャンプ道具① ヘッドライト
その名の通り、頭に装着して使用するライトのことです。街中でつけているとちょっとおかしいですが、キャンプ場では標準装備です。(笑) キャンプ場では、サイトの中は基本的に街灯はありません。そのため真っ暗です。
灯りがあるのは、トイレや炊事場の近くしかないので、周りを照らす道具は必須になります。
「スマホのライトで良くない?」って私も最初は思っていました。(笑) 初キャンプはヘッドライト無しでいったんですが、片手がiPhoneでふさがれているのって結構危険なんですよね。
暗い夜道で下になにが落ちているか分からないだけで怖いのに、さらに両手がふさがれているって恐怖です。(笑)
明るさはどうなの?
iPhoneで例えると、ライトの明るさは約30~50ルーメンに対し、
ヘッドライトは約100~300ルーメンと明るさが段違いです。
ヘッドライトには「スポット式」と「広角照射式」があります。
- スポット式
- 遠くまで照らせる
- 照らせる範囲が狭い
- 広角照射式
- 遠くまでは照らせない
- 照らせる範囲が広い
ざっくりですがこんな特徴があります。キャンプで使用するのであれば「広角照射式」がオススメです。
スポット式は他のキャンパーさんに光が当たって迷惑になりかねませんので。
オススメのヘッドライトは?
「milestore(マイルストーン)Advanced MS-B4」
私の愛用ヘッドライトです。
メインライトは暖色です。スポット式の為照射距離が長くて、点灯ボタンを長押しすれば、明るさを調節できます。周囲を照らすには十分過ぎる明るさです。
サブライトは赤色と白色の2種類あります。サブも点灯ボタンを長押しすれば明るさを調節できます。
赤色は、周囲に迷惑をかけないように、自分の手元だけ移す際に最適です。夜に本を読んだりする際に使っていますが使用頻度は低めです。
白色は、広角照射式で程よく明るくて、遠くまでは照らせませんが広範囲を照らしてくれます。一番使用頻度が高いです。
必須キャンプ道具② エマージェンシーグッズ
要するに応急処置グッズ(ファーストエイドキット)のことを言います。
持病等で薬を飲んでいる方や、急なケガに備えておくと安心です。キャンプ場では、近くにコンビニや病院があるとは限りませんから。
常備しておくと安心するもの
- 下痢止め(必須)
- 常備薬(必須)
- ムヒ
- 絆創膏
- テーピング・サポーター
- 包帯
下痢止めは急な腹痛等に備えて絶対あった方がいいです。家と違って、食材の鮮度が落ちやすいので、食当たりのリスクが高くなります。
常備薬は、急な発熱や花粉症に備えて持っておきましょう。私も花粉症持ちですが、薬を忘れて、キャンプどころじゃなくなりました。火をいじるより、鼻をいじってましたから。(笑)
個々で買うのが面倒という方にオススメなのが、こちらです。
絆創膏、包帯、テーピングテープ、消毒ワイプなど必要なものがほとんど同封されています。これに下痢止めと常備薬を持っていけば、完璧です。
必須キャンプ道具③ 防寒着(レインコート)
基本的には、今より厚手の服装をしていく方が確実です。
服装での私の失敗談はこの記事で記載していますので、見てみてください。
たとえ平地のキャンプ場でも、夜は冷える為一枚羽織れるものがあるとベストです。
ただ季節によって服装が異なる為、季節別に具体的な服装を紹介していきます。
【季節別】キャンプにおすすめの服装
春:日中は暖かくても朝晩はかなり冷え込みます。(10℃前後)
- インナー上:速乾性、保温性の高い長袖Tシャツ(ユニクロのヒートテック等)
- アウター:保温性の高いフリース、インナーダウン
- アウター:防風できる素材のもの(ウィンドブレーカー、ダウンジャケット)
- アウター:レインコート(雨対策)
- インナー下:タイツ(ユニクロのヒートテック)
- ボトムス:裾が閉じれるもの。防風できる素材のもの。
夏:日中は熱中症に注意。朝晩は涼しい。虫対策も重要。
- キャップ:つば付きのもの(紫外線による頭皮の保護)
- インナー上:速乾性が高いもの(ユニクロのエアリズム等)
- アウター:速乾性の高い長袖のTシャツ(腕まくりしやすいもの)
- アウター:レインコート(ゲリラ豪雨対策、防寒着にもなる)
- インナー下:短パンをはく場合は、速乾性の高いタイツ(虫刺され防止)
- ボトムス:短パン、速乾性の高いもの
秋:春と同じで朝晩の冷え込みに注意。
- インナー上:速乾性、保温性の高い長袖Tシャツ(ユニクロのヒートテック)
- アウター:保温性の高いフリース、インナーダウン
- アウター:防風できる素材のもの(ウィンドブレーカー、ダウンジャケット)
- アウター:レインコート(雨対策)
- インナー下:タイツ(ユニクロのヒートテック)
- ボトムス:裾が閉じれるもの。防風できる素材のもの。
冬:初心者は非推奨。日中でもかなり冷え込む。朝晩は焚き火、ストーブが必須。
- キャップ:ニット帽(耳の保護)
- インナー上:速乾性、保温性の高い長袖Tシャツ(ユニクロのヒートテック)
- アウター:保温性の高いフリース、インナーダウン
- アウター:ダウンジャケット必須(ウィンドブレーカー、ダウンジャケット)
- インナー下:タイツ必須(ユニクロのヒートテック)
- ボトムス:裾が閉じれるもの。防風できる素材のもの。裏起毛がベスト。
- 手袋:防水性、防寒性の高いもの
- 靴下:厚手のもの(2枚重ね推奨)
- 靴:スノーブーツが最強
基本的にレインコートは年中必須となります。雨で体が濡れると、体温が奪われて風邪をひく要因になるためです。冬にいきなり行くのはやめましょう。防寒着だけで、荷物がかなりの量になります。慣れてくれば、十分な装備でチャレンジしてみてください。冬のキャンプは辛いけど、その分メリットも沢山ありますので!
オススメのレインコートは?
ワークマンの「透湿レインスーツSTRETCH」がオススメです!
人気商品のため、楽天やAmazonだと定価以上で販売されている場合もありますので注意してください。
写真はLサイズ着用(身長170㎝) 思ったよりも下がダボダボでした。(笑)
裏地もちゃんと防水加工されています。
収納袋付きで持ち運びも楽々。車に放り込んでおけば安心ですね。
まとめ
最初の必須キャンプ道具は3つだけ!
- ヘッドライト
- エマージェンシーグッズ
- レインコート
後の道具は徐々に揃えていけば大丈夫です!
テント等もキャンプ場の常設テントや、レンタル専用サイト等で揃えましょう。人数やテントの大きさにもよりますが10000円程度からレンタルできますよ!
「レンタル代もかけたくない!」という方は、知人にキャンプをされている方に借りるか、一緒についていくのが、一番です。私はこのパターンでした。
この記事をみて「キャンプは初期投資が高い!」とか、「始めるのが大変そう!」というイメージが少しでも変わって頂けたら幸いです!
いつかキャンプ場で会える日を楽しみにしています!
それでは良きキャンプライフを!