インスタグラムで「#ちぎりパン」と検索すると、たくさんのオシャレちぎりパンが出てきますよね!
焼く際はオーブンを使うのが一般的ですが、他にもダッチオーブンやメスティン等で焼く方法もあります。
メスティンを使ったパン作りについてはコチラの記事を見てみてください。
なかでも今回は、スキレットを使ってパンを焼いていきます。オーブンは要らないレシピとなっていますので、キャンプでも作ることが出来ますよ!
用意する材料(ニトリ スキレット19㎝使用)
- 強力粉 200g
- 砂糖 大さじ1と1/2
- 塩 大さじ1/2
- ドライイースト 3g
- バター 10g
- 牛乳 100cc
- 水 40cc
作り方
- ボウルにバター以外の材料を入れる
- 手に付かなくなるまでよくこねて、ひとまとまりにする
- バターを少しずつ入れ、生地になじませる
- 8等分にする
- スキレットに均等に並べ、ふんわりラップをかけ室温で30分程発酵させる
- 火にかける(弱火で4分)
- 一度火を止め裏返して火にかける(弱火で3分)
各ステップごとに、写真付きで解説していきます!
ボウルにバター以外の材料を入れる
バター以外の材料をすべて混ぜ合わせていきます。この時、牛乳と水は温めておくとドライイーストの発酵が促進されます。
手に付かなくなるまでこねて、ひとまとまりにする
こねはじめは、手に生地がまとわりつきやすいです。だんだん手に付かなくなってきたら生地を丸めて、ひとまとめにします。
バターを少しずつ入れ、生地になじませる
バターは一気に入れるのではなく、少しずつ入れてなじんだらまた入れるをくりかえしましょう。
生地を伸ばしてバターを入れ折りたたみ伸ばす。これを繰り返していきます。生地に弾力が出始めて、少し力がいるようになります。
完全に混ざると、バターの油分も生地に吸収されべたつきがなくなります。
生地を8等分にする
ピザを切り分けるように8等分します。この時、大きさがバラバラになってしまうと、焼き加減にムラができ、また見栄えも悪くなるのでなるべく均等に等分しましょう。
包丁やナイフで等分するとキレイに分けることができますよ。
キャンプで焼く場合は、ここまで下処理をして冷凍しておきましょう。キャンプ場で解凍して次工程にいきます。
スキレットに均等に並べ、ふんわりラップをかけ室温で30分程発酵させる
先ほど等分した生地を凹凸が無いようキレイに丸め、スキレットの端に沿って並べていきます。
なんかこれだけでも映えますよね。(笑)
ふんわりとラップを被せ、30分程室温(約25℃)で寝かします。写真は30分寝かした後の状態です。
2倍程に膨らんでいれば、発酵完了となります。
蓋をして火にかける(弱火で4分)
蓋を被せて、弱火でじっくりと焼いていきます。スキレットを温めるのに1分程時間をとっている為、4分としています。
※持ち手が非常に熱くなります。耐熱手袋を使って持つようにしてください。
スキレット用の蓋がニトリで売っていたので、それを使用しています。(19㎝用)
鋳鉄製の蓋であれば、蓋の上に炭や薪をのせて上下から加熱することもできます。そうすれば、わざわざ裏返す必要はありません。
一度火を止め、裏返して火にかける(弱火で3分)
裏返す際は、一度皿に出してもう一つの皿とサンドしてひっくり返すとキレイにひっくり返すことが出来ます。餃子の皮目を上に盛り付ける時と同じ要領です。
裏返すのに必死で写真を撮り忘れました。申し訳ありません。(笑)
裏返し再びスキレットに戻し、弱火で3分加熱します。このときも蓋をするのを忘れないようにしましょう。
スキレットで焼くちぎりパンの完成
良い焼き色を付けることができました。問題は果たして中まで焼けているのか…。
少し生焼け感は否めなかったですが、逆にもっちりとした食感でおいしかったです!
昨日の夕飯で食べたカレーの残りをつけて食べてみました。もっちり食感がまさにナンのような感じで、カレーナンを食べているようでした! 絶品!
メスティンでは焦がしてしまいましたが、さすがはスキレット。鉄製の熱伝導率の高さで均一に熱が伝わりやすい点が今回よくわかりました。
今度は実際にキャンプで直火でチャレンジしてみたいと思います! 難しい火加減だからこそ、やりがいがありますよね。たとえ失敗しても、それもまたキャンプの醍醐味ではないでしょうか!
皆さんもぜひレシピを参考にして、スキレットちぎりパン作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
それでは良きキャンプライフを!