WHATNOT(ワットノット)ワンタッチバケットとは
シンプルに説明するなら、「コスパ最強コンテナ」です!
ワンタッチバケット特徴を簡単にまとめると、
- おりたたみ可能で持ち運びが楽
- 金属フレームで支えている為、頑丈でタフに使える
- 側面のループに物を引っかけれる
- コスパが良い(2000円以下)
キャンプでの散らかりやすい小物類をまとめるのにピッタリで、私も思わず2個買ってしまいましたね。(笑)
今回は、そんなワットノットワンタッチバケットをさらに使いやすいものにするために、天板を100均すのこで自作していきたいと思います。
- 100均すのこを使った天板のつくりかた
- つくる時の注意点と失敗しないコツ
- 実際の使い勝手
天板の製作手順
用意するもの(2個分)
- Seria(セリア)桐すのこ 33×37㎝ 3枚
- 紙ヤスリ
- 木工用ボンド
- マイナスドライバー
- トンカチ(ハンマー)
- ラジオペンチ
- ノコギリ
- 塗料
今回は、100円ショップSeria(セリア)の桐すのこを使って、作っていきます。ダイソーでも、同等サイズのすのこがあるので、そちらでも作れます。
ほとんどが100円ショップのDIYコーナーに売っているものなので、手に入りやすく簡単に作ることができます。
①すのこを分解する
すのこを固定している木を、外して分解します。マイナスドライバーを使って、上からハンマーで軽くたたけば、簡単に外れます。
今回はマイナスドライバーではなく、平ヤスリで代用しました。
外した木は後で固定用に使うので、4本は残しておいてください。あまり強くたたきすぎると、木が折れてしまうので慎重に外しましょう。
すのこ3枚で計9本あるので、5本は失敗しても大丈夫です。(笑)
このように木が取れたら、残りの2本も全て外していきます。強くたたきすぎたり、木が弱いと、この写真のように折れてしまいます。
②固定用の針金を抜く
元々のすのこを固定するために付いていた針金を抜いていきます。手で抜くと危ないので、ラジオペンチがあると簡単に抜くことができます。
③ワンタッチバケットの内寸に合わせてカットする
ワンタッチバケットの内寸に天板が合うよう、カットしていきます。内寸は、縦24.5㎝×横35㎝です。
セリアのすのこは幅37㎝なので、ワンタッチバケットの幅にピッタリサイズですが、縦の寸法に合うよう、すのこを固定していた木をカットする必要があります。
カットする長さは、ワンタッチバケットの縦内寸と同じで24.5㎝です
4本とも内寸24.5㎝の長さでカットしました。
④ヤスリをかける
分解したときにできたバリや凹凸を、紙ヤスリをつかって馴らしていきます。
最初は#100番あたりで馴らしていって、仕上げは#320番で仕上げました。
⑤塗料を塗る
今回は、こちらのヴィンテージワックスをつかって色を付けました。表面ついた小傷が、逆に良い味をだしてくれるので、無骨でかっこいい仕上がりになります。
以前にヴィンテージワックスを使ってつくった、コーヒードリップスタンドもお気に入りです。
表と裏の両方を塗り終えました。今回は1回塗りしかしていませんが、濃いめの色に仕上げるなら、一度乾かしてから重ね塗りをするといいです。
かなりムラができてしまいましたが、これもいい味ということでご愛敬ください。(笑)
⑥組み立てる
ワンタッチバケットの外寸に合うよう、板を7枚使って幅が26㎝になるように間隔を調整します。
固定用の木に、木工用ボンドを塗布します。あまり塗り過ぎると、表面からはみ出るので注意してください。写真の量で多いくらいです。(笑)
位置がズレないように固定用の木を貼り付けたら、しっかりと圧着させるためにクランプや重しをしておきます。
端材を使って当て木をしながら押さえると、均等に圧着できます。完全にボンドが乾くまで、半日ほど置いておけば確実にくっつきます。
天板が完成
完成した天板をワンタッチバケットに乗せてみました。サイズもピッタリで、ズレて中に落ちることもないです。
リアルツリー柄とヴィンテージ色が良い感じにマッチして、一層キャンプサイトが映えますね!(笑)
実際にキャンプで使ってみました
100均すのこともあって、強度面がかなり心配でしたが、結構重たいものを載せても歪み等なく、問題なく使えました。
収納兼、サイドテーブルとしても使えるようになったので、必要以上にテーブルを持っていくこともなくなり、荷物も減らせます。
私のキャンプサイトにもすっかり馴染み、統一感が出て一層お気に入りギアの一つになりました!
ワットノットワンタッチバケットを持っている方で、天板づくりの参考にすこしでもなれば幸いです。
それでは良きキャンプライフを!!