みなさんがキャンプ道具を持っていくのに欠かせないのが、コンテナ(収納ケース)ですよね。
コンテナにもいろいろな種類がありますが、なかでも代表的なのが”無印良品の頑丈収納ボックス”ではないでしょうか。
私も無印良品のものではありませんが、形はほぼ同じタイプのコンテナを所有しています。
重たいキャンプ道具や、薪なども楽々放り込んでタフに使えて、蓋を閉めれば座れるくらい頑丈なケース。でも気になる点も…。
そう。持ち運びが不便なんです。
他にも頑丈収納ボックスを使ってみて感じたデメリットです。
- ソロキャンプだと大きすぎて使いにくい
- みんなと違うコンテナが欲しい
- 頑丈収納ボックス1つじゃ足りないけど2つは要らない
今回はそんな問題を解決してくれる、優秀なコンテナを見つけたので実際に紹介していきます!
albatre(アルバートル)マルチギアコンテナ48L
アルバートルというフランスの会社が出している、ソフトタイプのコンテナになります。アルバートルは他にも、トレッキングシューズなどの登山用品やスポーツ用品を展開しているブランドです。
コンテナというと、どうしてもハードタイプのものを想像しがちですが、ソフトタイプのものは使い勝手が良く、持ち運びに長けています。
サイズ感
頑丈収納ボックスとの比較
頑丈収納ボックス(写真右)との比較です。アルバートルのマルチギアコンテナ(写真左)の方が、一回り小さいです。
アルバートル マルチギアコンテナ | 頑丈収納ボックス | |
サイズ | 約幅50×奥行38×高さ32(㎝) | 約60.5×奥行39×高さ37(㎝) |
重量 | 約1.6㎏ | 約2.8㎏ |
アルバートル マルチギアコンテナ68Lとの比較
68Ⅼとのサイズ比較です。幅と奥行きが大きくなった代わりに、高さは2㎝程小さくなります。
68Ⅼは、”ユニフレームのフィールドラック”にピッタリサイズなんです。
私は主にソロキャンプでの使用をメインとして考えていたので、48Lを購入しました。
他に頑丈収納ボックスも持っているので、デュオキャンプの場合はサブコンテナとして活用しています。
マルチギアコンテナ48L | マルチギアコンテナ68L | |
サイズ | 約幅50×奥行30×高さ32(cm) | 約幅60×奥行38×高さ30(cm) |
重量 | 約1.6㎏ | 約2㎏ |
特徴を紹介していきます!
折りたためる
ソフトコンテナの一番のメリットは、なんといっても折りたためることです。
使い方としては、クーラーボックスに入りきらない食材をいれて持って行ったり、着替えを入れたりして、帰るときに折りたたんで収納できます。
行くときは荷物が乗ったのに、帰るときになぜか入らないなんてことありますよね。(笑)そんな時に折りたためるのは、重宝します。
仕切りが自在に動かせる
最初から2枚の仕切りが付いており、コンテナ内の仕切りはマジックテープで固定できるので、自分のしまう物に合わせて仕切りの位置を変えることができます。
このように仕切りが不要であれば取って使えるので、結構大きなものも収納することができます。
ハードコンテナの場合は、こういった仕切りが無い事がほとんどなので、別でケースを買う等しなければいけないです。
持ちやすい取っ手
左右前後に取っ手が付いていて、トランクの奥の方にしまっても取り出しやすいです。
また、片手持ちも出来るように、キャリーハンドル付きなので、他の荷物と同時に運ぶこともできます。車からサイトが離れたところだと、こういった機能は嬉しいです。
汚れても安心な素材
素材は上部と内貼が”ポリエステルPVCコーティング”という、防水性に優れた素材でできているので、キャンプシーンにもってこいの素材です。ただ熱に弱いので、熱い物を直接入れるのはNGです。
PVCとはポリ塩化ビニールコーティングのことで、PVC加工を行った生地は柔軟性に富んでおり、比較的安価で加工しやすいとされています。
また、経年劣化も少ないという利点を生かし、生地のほつれ止めや、バッグなどの内部への水の侵入を防ぐための素材としても用いられます。
引用元:ApparelX News
また、底部分は”ターポリン”という素材でできており、防水性や防汚性に優れた素材な為、そのまま地面に直置きでも安心です。
急な雨や、朝の結露も気にしなくていいのは、素晴らしいですね。
ターポリンは、ポリエステルやナイロンなどの布や織物の両面に、塩ビ樹脂を塗布させた生地です。ターポリンは、布や塩ビシート単体よりも耐久性が高く丈夫で、印刷性や防汚性にも優れています。 こうした特徴から屋外で長時間使用する用途に適していると言われ、工事現場などで使われる養生シートにも使用されます。
引用元:のぼりキング
メッシュポケット付き
蓋部分には、メッシュポケットが付いていて、小物や平たいものを入れるのに便利です。結構大きいので、私はゴミ袋やコーヒードリップスタンドを入れて活用しています。
自作コーヒードリップスタンドの製作方法をこちらの記事で紹介していますので、気になる方は見てみてください。
カラビナフック付き
コンテナの外側にはカラビナフックが付いていて、シェラカップや小物を引っかけるのに使えます。すぐに取り出したいものは、あらかじめフックにかけておくと便利です。
私は、主にシェラカップと水不要の洗剤を掛けて使っています。
かっこいいデザイン
このアルバートルマルチギアコンテナの魅力は機能性だけじゃなく、見た目もかっこいいんです。
私がキャンプにハマりだして3年になりますが、キャンプ道具は色味をすごい気にして買うようにしています。
アルバートルのマルチギアコンテナはまさに私が求めていた色味と、機能性を兼ね備えたコンテナでしたので、即購入しました。
私が購入したのは、”ブラックカモ”ですが、他にも”ストーン”、”コヨーテ”、”デザートカモ”といった種類があるので、自分好みの色をゲットできるのも良いですね。
実際に道具を入れてみました
私のソロキャンプ時のキャンプ道具達を収めてみました。これでもまだ真ん中のスペースには余裕があるため、ちょっとした食材をいれて持って行ったりしています。
中の道具達を全て取り出すとこんな感じです。
もちろん他にも持っていく道具はありますが、小物をひとまとめに出来ることで、いざキャンプする際に探す手間が省けます。
ちなみに友人が68Lのコンテナをもっていたので、試しに見せてもらいました。
“CAMP HACK”さんの記事でも紹介されていたように、無印良品のワイヤーバスケットがすっぽり入るサイズです。記事のリンクはコチラから。
いずれ68Lのほうも購入しているかもしれませんね。(笑)
気になる点も
仕切り版の高さがコンテナよりも若干高く、上のマジックテープよりもはみ出てしまいます。
これによって蓋が閉まらないといった問題はありませんが、マジックテープに合わせると、仕切り版が少し曲がってしまうのが難点です。
底板部分のかさ上げ分を設計時に考慮していないのかはわかりませんが、普通に使う分には支障はないので、気にせず使っています。
まとめ
アルバートルマルチギアコンテナ48Lのメリット・デメリットをまとめると、
- 折りたためる
- 仕切りが自在に動かせる
- 持ちやすい取っ手
- 汚れに強い素材
- メッシュポケット付き
- 側面にループが付いている
- カッコいいデザイン
- 仕切り板の高さが高い
使ってみてあまりデメリットを感じさせないソフトコンテナで、むしろハードコンテナよりも優秀なんじゃないかと思ったくらいです。
サイトにそのまま置いても違和感のないかっこよさで、まさに魅せる収納であることは間違いありません。サブコンテナとして使ったり、68Lと48Lの2個持ちで使い分けたりと、使い方は様々です。
角が立っていないので、小さなお子さんがいる家庭のおもちゃ箱として使うのもいいかもしれませんね!
それでは良きキャンプライフを!!