「ととのったわ~」
サウナと馴染みがあるこの言葉。まず普通のキャンプ場では発することのない言葉ですよね。
森に囲まれて「癒されるわ~」とか、「リラックス~」なんかはキャンプでも発しますが。(笑)
でも今回行ったキャンプ場では、この「ととのう」という言葉を思わず発することが出来るんです!
なんてったって、キャンプ場にサウナ用テントが設置されているキャンプ場があるからなんですよ。
今回はそんな長野県にある「四徳温泉キャンプ場 KUWABAYA CAMP」で実際にキャンプしてきた感想と施設、サイトの様子も踏まえて紹介していきます。
四徳温泉キャンプ場 KUWABARA CAMP
四徳温泉キャンプ場のあとにつづく「KUWABARA CAMP」というのは、四徳温泉キャンプ場の「離れ」のようなサイトのことです。
もともとの名前は「桑原オートキャンプ場」というところだったらしく、そこを四徳温泉キャンプ場の方が引き継いで管理経営をしている場所になります。
キャンプ場の予約・問い合わせについては、四徳温泉キャンプ場のHPにて共通で行っています。
基本情報
※最新の情報についてはキャンプ場HPにてご確認ください。
アクセス
最寄りのICは中央自動車道松川ICで、そこから下道で約30分の道のりです。キャンプ場周辺には、コンビニや売店等は一切無いので、あらかじめ買っておいた方が良いです。
松川ICを降りてから5分圏内のところにコンビニがあるので、そこが一番近いコンビニになります。
ただ、慣れていないとかなり神経を使うと思いますので、行く際は事故に十分注意してください。
キャンプ場に到着
運転があまり得意ではない私ですが、なんとかキャンプ場に到着いたしました。(笑)
キャンプ場に着いたらまず、受付を済ませます。受付は上の写真のセンターハウスにて行います。
こんなご時世ですので、最少人数でしっかりとアルコール除菌をしてから受付します。受付は係の人が冊子を渡してくださり、丁寧に1ページづつ説明してくださいました。
受付にて、今回泊まるサイトや、薪の有無、ゴミ処理の方法や注意点等を教えてくれます。中にちょっとした売店もあるので、何か買い忘れた時にありがたいです。
キャンプ場内マップ
キャンプ場のマップはこのようになっています。キャンプ場横に川が流れていて、夏場は川遊びも可能です。
サイトの種類については以下にまとめました。
- リバーサイト
- ソロサイト
- 広々オートサイト
- オートサイト
- フリーサイト
- デイキャンプスペース
今回はオートサイトにてキャンプをしてきましたので、その様子を紹介していきます。
施設の様子
ここからは四徳温泉キャンプ場KUWABARA CAMPの施設を紹介します。
①サウナ天国
四徳温泉キャンプ場KUWABARA CAMPの一番の特徴といえば、なんといってもこのサウナ天国です。受付時に開いている利用時間を選んで貸切で利用できます。
こちらのサウナ用テントです。一見サウナの熱で溶けてしまいそうですよね。(笑)
このいかにも民族の家みたいなテントが休息所になります。用意されているチェアが、コールマンのリクライニングチェアなんて、すごく贅沢ですよね。(笑)
さすがに水風呂は無かったと思うので、目の前に流れている川でクールダウンする感じでしょうか。
こんなに一押しのように紹介していますが、今回私はサウナを利用していないので、実際はなんとも言えませんが。(笑)
②トイレ
キャンプ場内のトイレは2か所あり、センターハウス前と、オートサイト前です。
まずセンターハウス前のトイレになります。きちんと水洗式でウォシュレット機能付きなので、誰でも安心して使えます。
屋根が特徴的なのがオートサイト前のトイレです。水洗式ではなくボットン便所なんで、気になる方はセンターハウス前のトイレを利用した方がいいです。オートサイトからだと歩いて2~3分程くらいの距離です。
③水場
水場はセンターハウス横と、オートサイト前にあります。センターハウス横の水場の写真を撮り忘れました…。
水場は管理人の方が綺麗に掃除してくれている感じで、とくに不快感は感じなかったです。横に洗ったものを一時置き出来るスペースもあるので、とても使いやすかったですね。
ただお湯は出ないので、寒くなる時期はなるべく洗い物は少なくすることをおすすめします。
ちなみに私は、キッチンペーパーでふき取りのみで洗えるエコ洗剤を使っています。環境にもやさしく手も冷たくならないので重宝していますね。詳細はこちらの記事で解説していますので、良かったら見てみてください。
④灰捨て場
焚き火後の灰は、専用の捨て場があるのでそこに捨てれます。捨てる際は、完全に消火してからでないと、山火事等の危険があるので注意しましょう。
サイトの様子
オートサイト
今回キャンプしたサイトです。オートサイトの16番になります。サイト1つ1つが段差で区切られているので、他の方の視線も気にならずプライベート感があって良いです。
地面は前日の雨で少しぬかるんでいましたが、固すぎず柔らかすぎずで、鍛造ペグでなくても問題なく刺せました。
広さは、テント1張りとタープ1張り、車1台駐車してもまだ余裕があります。大型のファミリーテントでも広々使えそうです。
8月だったので、夏の日差しがかなり照り付けていたのですが、サイト内の木が良い感じに遮ってくれたので、むしろ涼しく過ごせましたね。
フリーサイト
芝の広場がセンターハウスの向かいにあるので、そこがフリーサイトエリアになります。木も生い茂って、過ごしやすそうないい場所でしたね。
ただ車の乗り入れが出来ない為、荷物の搬入が大変なのがネックです。キャリーワゴンを持っていると便利ですね。
他にも写真が無いので申し訳ないですが、リバーサイトは川沿いにテントを張れるので川遊びをされる方にはおすすめのサイトです。
場内の枝を焚き火に使える!
キャンプ場内にはこのような枝置き場がいくつもあって、受付時に500円を払えば使い放題です。
枝とはいっても、結構太い木も混ざっているのでノコギリがないと厳しいです。でもありがたいことにキャンプ場が無料でノコギリを貸出しているので、そこもありがたいポイントですね。
ただ注意してほしい点として、前日に雨が降っていたりするとかなり湿ってしまうので、なかなか火が付かないのと、煙が凄いです。(笑)
ですので、センターハウス横の薪の購入をおすすめします。薪をコンテナ一杯で1500円なので、枝拾い500円にしましたが、湿っていてはどうしようもないので…。
キャンプの様子
今回は愛用テント「テンマクデザイン サーカスTC」です。夏場の日差しもポリコットンのおかげで涼しく過ごせます。
虫対策は「パワー森林香」と「モノポールインナーテントメッシュ」でほぼ気になりません。夏キャンプで活躍するキャンプ道具をまとめた記事があるので、参考になれば嬉しいです。
早速ビールで乾杯して、つまみは「冷奴のキムチ乗せ」でスタートダッシュを切ります。(笑)もう最高という言葉しか見つかりませんね。
薄暗くなってきたらオイルランタンに火を灯して、夕食の準備に取り掛かります。LEDランタンもすごく便利ですが、オイルランタンが放つ趣きがなんともいえないです。
ヒグラシの鳴き声と合わさって、ついつい浸ってしまいますね。(笑)
朝には森に囲まれた空間でコーヒーをいただきました。終始川のせせらぎが聞こえてきてすごく心地が良い空間です。
コーヒーを飲み終えたら、川の前でしばらくぼーっとしてましたね。(笑)焚き火の時もそうなんですが、なんだかずっと見ていられます。
四徳温泉に寄り道
撤収後は、KUWABARA CAMPから車で10分ほどにある四徳温泉キャンプ場の温泉へ。
道中も道がかなり狭いので、注意が必要です。
温泉は四徳温泉キャンプ場のセンターハウス内にあります。撤収でかなり汗をかいたので、さっぱりできて気持ちが良いです。
まとめ
今回「四徳温泉キャンプ場 KUWABARA CAMP」でキャンプしてみて感じた良いところをまとめると、
サウナに関しては今回体験はしなかったですが、次回行った際には体験してみたいと思います。
夏場なんかは特に川遊びができるので、ファミリー訪れても楽しめますし、ソロやデュオで来てもプライベート感を味わいながらキャンプが出来ます。
温泉にも入れてとてもリフレッシュできるのも良いですね。帰りの運転で居眠りなんてことだけは気を付けたいところですが。(笑)
それでは良きキャンプライフを!!