あれ? さっき火を付けたのに消えてる…
燃料も十分だし、どうやらフュアーハンドランタンの芯の寿命がついに来ました。購入から2年程経ち、芯が少なくなっている事なんてすっかり忘れてましたね。(笑)
というわけで今回は、フュアーハンドランタンの芯を交換していきたいと思います。この記事を読めば、以下のことが分かります。
- フュアーハンドランタンの芯交換手順
- 芯交換に必要なもの
- 芯交換時の注意点
- 芯交換時の失敗しないコツ
今回芯交換するのは、こちらのフュアーハンドランタン276です。
フュアーハンドランタンの芯交換手順
- ホヤを倒す
- 火力調整ハンドルを時計方向へ回す
- バーナーと芯を取り外す
- バーナーから芯を取り除く
- 芯の先端を台形にカットする
- 新しい芯をバーナーにセットする
- バーナーと芯を本体に取り付ける
- ホヤを起す
芯交換に必要なもの
- 替え芯(4分芯)
- ペーパータオル(オイルふき取り用)
- ハサミ
替え芯は、フュアーハンドランタン276の場合は4分芯(幅約13㎜)のものでないと、付けることが出来ないので、注意してください。
今回は、こちらのフュアーハンドランタン専用の5本入りセットのものを購入したので、これを使っていきます。Amazonにて、幅13㎜で長さ450㎝のものがあったので、こちらでもいいです。
①ホヤを倒す
ランタン上部のつまみ(トップリング)を上に引っ張って、
ホヤを倒します。
結構引っ張らないとホヤが引っ掛かって外れないので、無理に倒そうとしてホヤを割らないように注意してください。
②火力調整ハンドルを時計方向に回す
火力調整ハンドルと呼ばれる部位を持って、
注油口側へ回します。すると、バーナーと芯の部分が取り外せるようになります。
③バーナーと芯を取り外す
火力調整ハンドルを持ちながらそのまま引き上げると、バーナーと芯を取り出すことができます。
芯はオイルを吸っている為、あらかじめペーパータオルを敷いておくと、汚れなくて済みます。キッチンペーパーでも新聞紙でも大丈夫です。
④バーナーから芯を取り除く
火力調整ハンドルを回しながら、芯をバーナーから取り除きます。
⑤芯の先端を台形にカットする
このままバーナーに取り付けても、問題なくつかうことはできますが、炎の見栄えが悪いので、先端をハサミで台形にカットします。
このように先端を台形状にカットすることで、炎が綺麗な形になってくれます。
普通のハサミだと芯が分厚い為切りにくいので、布用の裁ちバサミがあればそちらで切った方が綺麗に切れます。
⑥新しい芯をバーナーにセットする
台形状に切った芯の先端を、バーナー下側から入れていきます。この時、芯の先端がほつれやすいので、ほつれないようにある程度圧着させておくと入れやすいです。
先端がバーナーに入ったら、火力調整ハンドルを回しながら芯を通していきます。
バーナーの先から芯が5㎜~10㎜程出るまで、火力調整ハンドルを回します。
⑦バーナーと芯を本体へ取り付ける
バーナーと芯を、本体へ取り付けます。
火力調整ハンドルを半時計方向に回して、バーナーをロックします。
⑧ホヤを起す
ランタン上部のつまみ(トップリング)を上に引っ張りながら、ホヤを起します。これで、芯交換は完了です。
交換後にすぐ点灯したい場合は、芯がオイルをしみこむまで30分以上は置いたほうがいいです。
点灯確認してきました!
ちょっと写真だとわかりづらいですが、きれいな炎の形になっていました。
パラフィンオイルを使っているので、煤も少なくランタンのメンテもほとんど必要ないです。灯油も使えますが、煤が出やすくメンテが必要になるので、基本パラフィンオイルを使うことが多いです。
芯交換は初めてでも簡単に出来ました
ランタンのメンテナンスって、結構難しそうなイメージがあったんですけど、初心者の私でも意外と簡単に出来ましたね。
あらためて芯交換手順をおさらいすると、
- ホヤを倒す
- 火力調整ハンドルを時計方向へ回す
- バーナーと芯を取り外す
- バーナーから芯を取り除く
- 芯の先端を台形にカットする
- 新しい芯をバーナーにセットする
- バーナーと芯を本体に取り付ける
- ホヤを起す
フュアーハンドランタンやデイツといった「ハリケーンランタン」は、無骨でかっこいいのに、メンテナンスはそこまで難しくなく、簡単に点火できるので、キャンプを始めたばかりの方にオススメしたいランタンですね!
ホヤの交換手順はこちらの記事で解説していますので、気になる方は見てみてください。
それでは良きキャンプライフを!!