テンマクデザインのサーカスTC。キャンプ場で見ないことは無いってくらい、見かけるテントですよね。
今回はそんな大人気テントの撤収方法を、ちょっと大雑把な方向けに写真付きで分かりやすく解説していきます。
言い方は悪いかもしれませんが、少々雑なテントの畳み方をしていますので、キレイに収納したいという方は、向かないかもしれません。
ちなみに20回以上、以後紹介する畳み方でサーカスTCを収納していますが、ベンチレーターの変形やその他不具合は見られないです。
サーカスTC 撤収手順
ガイロープ(張り縄)を緩めて束ねる
外側に張ったガイロープ(張り縄)を緩めていきます。自在金具をスライドさせ、ペグを抜けばガイロープを束ねることが出来ます。
このように束ねてテントに付けたままにしておくと、次回使用するときにテントに結び付ける手間が省けます。
アジャスターを緩める
テントの角になる5か所についているアジャスターを緩めます。
アジャスターのつまみをテント側に引っ張り上げるように力を入れると、緩まりやすいです。
5か所すべて緩めましょう。
センターポールを引き抜く
センターポールを少し上に持ち上げながら、倒すようにして引き抜くことでテントが地面に倒れます。ポールが抜けない場合は、アジャスターをもう少し緩めてみましょう。
ポールを抜いたら、入り口のファスナーを閉めベンチレーターのマジックテープを外します。
ポールは真ん中から折りたたみ、収納ケースに入れておきます。
ペグを3本だけ抜く
写真の赤丸箇所のように、ペグを2本だけ残しておきます。
そうしたらテントの先端を持ち、残したペグと反対方向に引っ張って、テントに張りを持たせます。
十分張りを持たせたら、残りの2本のペグを引き抜きます。
三角に折り込む
先ほど先端を引っ張ったことで(オレンジ矢印)、幕が下側に折り込まれます。(青矢印)
角を合わせると上の写真のようになります。そこまでキレイに合わせる必要はありません。だいたいで大丈夫です。(笑)
端を折り込み、ポールの幅に合わせる
三角形の両端を中心に向けて折りたたみます。
先ほど収納したポールの幅に合わせて、テントの幅を調節します。この時、ポールよりも幅が広すぎたり、狭すぎたりすると収納袋に収まらないので注意してください。
ポールを軸にテントを巻いていく
テントのスカート側からポールを置き、巻いていきます。この時、地面の砂や土がついてくるので、払いながら巻いていきましょう。
気になる方は、下にグランドシートを敷いてからやると、ゴミがつきません。
収納袋に収める
先端まで巻き終わったら、収納袋を上から被せます。そしてそのままひっくり返して、チャックを閉めれば収納完了です。
無くさないように、設営ガイドやペグも一緒に入れておくと安心です。
雨天時の撤収の場合
45リットル程度のポリ袋を常備しておくと安心です。テントを丸めたら、そのままポリ袋に入れて、家に帰ったらすぐに干しましょう。
TC素材は乾きにくく、濡れたままだとすぐにカビが生えてしまいます。私のサーカスTCは、雨にさらされまくって、撥水じゃなくもはや浸水状態です。(笑)
まとめ
サーカスTCは設営が簡単な分、撤収も大きさの割にそこまで大変ではありません。収納サイズはコンパクトではありませんが、車での積載であれば気にすることはないです。
今回は、丁寧なサーカスTCの撤収記事が多い中、あえて大雑把なやり方を紹介しました。正直キャンプに行く回数が多いと、面倒になってくるんですよね。(笑)
ですので、私と同じようなめんどくさがりな方へ向けて参考になれば嬉しいです!
それでは良きキャンプライフを!