男心をくすぐるカッコいいポリタンク
hunersdorff(ヒューナースドルフ)フューエルカンプロ 5Ⅼ
純粋にこんなかっこいいポリタンクあったのか! 最初に見た時の衝撃です。(笑)
ドイツのヒューナースドルフ社製の灯油用ポリタンクで、デザイン性に優れており、キャンパー達に大変人気があります。私の周りのキャンパーもだいたい所有してますね。
灯油用ポリタンクのイメージといえば、発色の良い赤や青の容器を想像しますが、このヒューナースドルフは、そんなイメージとは真逆の無骨でかっこいい色合いです。
購入動機は?
キャンプで石油ストーブを使う私としては、今まで18Lの青いポリタンクを持って行っていたのですが、なにしろ重い…。それに1泊メインなので、そこまで灯油は必要なかったわけなんです。
そこで持ち運びしやすいコンパクトサイズで、なおかつカッコいいデザインのヒューナースドルフ5Ⅼの購入を決めました。
基本スペック・サイズ
カラー | オリーブ |
素材 | 高密度ポリエチレン |
サイズ | W26.5 × D14.7 × H24.7cm |
容量 | 5Ⅼ |
重量 | 545g |
ヒューナースドルフ5Lと18Lポリタンクの比較
いままで使っていた18Lポリタンクとの比較です。実際に横に並べてみると、いかにヒューナスドルフ5Lがコンパクトであるかわかります。
標準ノズルは駄々洩れする
最初からタンクの側面についている標準ノズルだと、パッキンが無く注いでいるうちに灯油が駄々洩れという致命的な欠点があるので、あまりオススメしません。
さすがに灯油だと危険なので、水をかわりに入れて標準ノズルを使ってみた時の写真です。噂には聞いていましたが、ここまでとは。(笑)とてもそのままでは使い物にならないです。
もちろん市販で別のパッキンを購入して、漏れを防ぐ方法もあります。しかし自己責任ということで、あまりやろうとは思いませんでした…。どうにか安全に給油できないものかと、探していたところ、ヒューナースドルフ製の別売り純正ノズルが売られているのを発見。
ヒューナースドルフ純正ノズルを購入
早速Amazonで購入して届きました。実際にヒューナスドルフに取り付けてみます。
取り付けるとこんな感じになります。さすが純正ともあって、取り付けても違和感を感じません。
ヒューナスドルフ純正ノズルのメリット
それでは、メリットを順番に解説していきます。
①ヒューナースドルフ社製なので安心して使える
これは言うまでもなく、純正品なのだから自社製品との相性はバッチリです。灯油を扱うのですから、安心できる製品を選んでて損は無いです。
②給油時に漏れない
実際に水で試しに漏れないか実験してみました。
結果、漏れはまったく無し。灯油の出も標準ノズルと比べとても良いです。
接続部を見ると、ちゃんとパッキンが入っていました。
③ノズルを付けたままの運搬が出来る
ノズル先端のキャップにもパッキンがはいっているので、純正ノズルを付けたままの運搬も可能です。わざわざキャップを取って付け替える手間が省けるので良いですね。
ヒューナスドルフ純正ノズルのデメリット
デメリットについても順番に解説していきます。
①追加の購入が必要
本来ヒューナースドルフ本体だけでよいところを、追加で別売りノズルを購入しなければいけないので、コストはかかります。
もちろん市販のゴムパッキンを標準ノズルに付けて漏れを防ぐ方法もありますので、一概にどちらかが良いとは言い切れません。
②ストーブによっては給油口に入らない
私の愛用しているトヨトミのKS-67というモデルでは、給油口約20㎜に対して純正ノズル径が約25㎜の為、給油口にノズルが入りません。
※他の代表的なキャンプでよく使われているストーブの給油口径
トヨトミ レインボーストーブ | 約20㎜ |
フジカハイペット | 約20㎜ |
アラジン ブルーフレーム | 約22.5㎜ |
ニューアルパカストーブ | 約19㎜ |
対策としては、100円ショップで手に入る漏斗を使えば、漏れることなく給油することができます。
まとめ
ただの灯油の入れ物ではなく立派なキャンプギア
ヒューナースドルフは本当に単なる灯油の入れ物ではなく、立派なキャンプギアとして仲間入りを果たしました。(笑)いままでは、テント内にポリタンクを持ち込むことは無かったですが、ヒューナースドルフは、置いておくだけでもかっこいいです。
致命的な灯油漏れという欠点もありますが、そこは純正ノズルを合わせて購入したおかげで、機能性も十分なポリタンクへと変貌を遂げました。
2泊以上される方であれば、10L以上を選ぶと良いと思います。今後も、使い倒していくこと間違いなしのギアとなりました!
それでは良きキャンプライフを!!