これから初キャンプに行かれる方へ
もうワクワクしかないですよね! 自分の道具でキャンプができるんですもの。
今回はそんな方へ向けて、今まで20回以上キャンプに行った私が、
初キャンプで気を付けたいところを自分の体験談を交えて、
まとめてみましたので、少しでも参考になればと思います!
※決して不安を煽る目的ではないです。後、個人的な主観で意見を述べています。
初キャンプ注意点① 天気
できれば「晴れ」の日に行きましょう!
私が一番重視したい点なので、最初に持ってきました。
当たり前かもしれませんが、天気は良く確認しておきましょう。キャンプの雨はホントいいこと無いです。(笑)
さらに初キャンプが雨なんて、イメージ悪いですよね。ましてや台風の時に行くなんて、絶対やめてくださいね。普通に死にますから。
私の体験談①
私は運良く初キャンプは晴れでしたが、そのあと行ったキャンプでは2連続で雨っていう苦渋を味わいました。
道具が濡れて、帰ってから干すのが大変だったり、テントの中にこもってなにもすること無かったり、焚き火も出来ません。
おまけに友人からは、「お前と行くと大体雨が降る」って言われる始末。(笑)
ですので早く行きたい気持ちは分かりますが、天気は一番重視したい点です!
初キャンプ注意点② キャンプ場のマナー
これも当たり前の話なんですけど、守れない人結構います。
詳細はキャンプ場によって異なりますので、行くキャンプ場のHPを要チェックです。
マナーを知らないと、守りようがないですから。
以下主なキャンプ場マナーをまとめています
- 直火禁止でないか
- チェックイン・アウトの時間厳守
- ゴミは指定された分別方法で廃棄・または持ち帰り
- 夜遅くまで騒がない
- 焚き火後の炭は完全に消火して廃棄
- 指定されたサイトの中でキャンプする(区画サイトの場合)
- 決められた人数、テント数、タープ数、車台数を守る
私の体験談②
一人でキャンプに行った際に、隣のサイトに若い5人くらいのグループがいたんです。
昼間から、お酒を呑んで楽しそうにしゃべっていました。その時は普通に賑やかなグループくらいしか思わなかったんですけど、日も落ちて夜になっても、お酒が進んだのか声も段々大きくなってきて、気づけば22時ですよ。私もそろそろ寝ようかって時に、隣から、ギャーギャーと会話が聞こえてくるわけですね。
「マジで寝れんわ!」って心の中で思いながら結局、隣が寝静まったのは夜中の2時でした。(笑)
そのキャンプ場の注意事項には、「22時以降は静かにしてください」ってかいてあったのにこれですからね。
結局そのグループは近くにいた、他のキャンパーさんに注意されていました。(笑)
ですのでみなさんも気持ちが舞い上がった時に、ふと冷静になって他のキャンパーさんのことを考えてみてください。
初キャンプ注意点③ 服装
季節によって異なりますが、キャンプ場って基本的には山の上にあります。
キャンプの服装については、すでに山の上の方に住んでいる方は別ですが、今住んでいるところより気温が低いと考えるのが無難です。
- 今の服装よりも厚手の服を着ていく
- 一枚羽織れる上着を持っていく
- ブランケット等あると便利
- 焚き火時は燃えにくい素材の服を着る(コットン素材)
春先や晩秋は朝晩かなり冷え込むので、ダウンジャケットは必須ですね。
冬は完全防備でないと、凍死するレベルですので、最初からはやめた方がいいです。
夏は、朝晩は肌寒く感じることがあるので、薄手の長袖等あると安心です。日中は半袖でもオーケーです。ただ虫除け対策はした方がいいです。
私の体験談③
山の天気ってほんと変わりやすいです。私もスノーボードを5年程やっていますが、リフトで上がるごとに天気が晴れから雪に変化したりします。
10月終わり頃にいった時でしょうか。日中は20度前後で比較的涼しくて過ごしやすい気温でした。しかし段々日が落ちてきて、気温は徐々に下がり気づけば7℃。(笑)
その時の、一番の防寒着がユニクロのウルトラライトダウンだったんですが、もう寒くて小鹿のように小刻みに震えていました。シバリングしまくりでしたもん。(笑)
ですので、ちょっとやり過ぎかなってくらいの服装の方が丁度いいです。暑かったら脱げばいい話ですからね。
初キャンプ注意点④ サイトの選び方
初心者には「区画サイト」がオススメです。
サイトというのは、自分がキャンプをする場所(区画)のことです。
キャンプ場は大きく分けて、「区画サイト」と「フリーサイト」があります。
区画サイトとは、あらかじめ決められた広さの場所でキャンプをする所です。
フリーサイトとは、大きい広場の中で、好きなところでキャンプをしていいサイトのことを言います。
「区画サイト」のメリット・デメリット
- メリット
- 確実にキャンプできる場所が確保できる
- 隣とトラブルになりにくい
- きちんと整備されている
- AC電源付きサイトがある
- デメリット
- 自分でサイトを選べないことが多い
- 範囲が決まっている為、広々使えない(広さによる)
- 料金が高い(1サイト 4000円程)
「フリーサイト」のメリット・デメリット
- メリット
- 好きな場所でキャンプができる
- 広々とサイトを活用できる
- それぞれテントを張って、近くでキャンプができる
- 料金が安い(1泊 2000円程)
- デメリット
- 確実にサイトが確保できない場合がある
- 隣との境が無いのでトラブルになりやすい
- 整備されていなかったり、傾斜がひどいところがある
区画サイトは、例えるなら旅行に行ってホテルの部屋を予約するのと同じです。もちろん予約が一杯の場合は取れません。しかし、予約さえ取れれば、確実にキャンプができる場所が確保されるのです。
フリーサイトの場合は、キャンプ場側が200組までとか上限の予約数を決めて、あとは実際その日になってから、いい場所を自分で見て回って探す形になります。一見、自分の好きな場所でキャンプできるのでいいように思いますが、大抵いい場所って埋まってることがほとんどで、中々自分の思うような場所をみつけるのは難しいです。
その為、初キャンプには区画サイトで予約するのが確実です!
初キャンプ注意点⑤ 一人で行かない
キャンプ経験者と一緒に行くことをお勧めします。
わからない事があれば、聞けばいいんですから。いざネットで調べようと思っても、電波が圏外なんてこともキャンプ場では珍しくありません。
後一人で行くのって不安ですよね。経験者がいるだけで安心できますし、一人より二人のほうが楽しい事のほうが多いです。
でも決して1人がダメと言っているわけではありません。初キャンプは分からない事だらけです。もちろん失敗して、またそれも楽しみという考え方はいいと思います。
ソロキャンプの魅力も沢山あるので、慣れてきたらぜひ一人で行ってみてください。
私の体験談④
私の初キャンプは友人と一緒に行きました。もともとキャンプを始めたキッカケが、友人の道具でキャンプに連れて行ってもらったのがキッカケだったので。
やっぱり経験者といくと、ネットで調べた情報だけではわからない部分が出てきます。
あと、ネットって情報が溢れすぎてて、「何を信じればいいの?」ってなりますよね。人ってあまりにも情報量が多いと、脳がシャットアウトしてしまうらしいですね。
まとめ
最後に初キャンプで気を付けたいこと5つをまとめます。
- 雨の日は避ける
- キャンプ場のマナーを守る
- 服装は今より厚手にする
- 区画サイトを予約する
- 一人で行かない
これら5つを絶対守る必要なんてありません。あっ、マナーは守ってください。(笑)
結局自分が実際行ってみて、最後に「楽しかった!」「また行きたい!」ってなって頂けたらそれで充分なんです。
私はそのお手伝いができたらと思い、この記事を書かせていただきました。
一緒に楽しいキャンプライフを過ごしましょう!!